足裏の必要性
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こんにちは。
院長の西尾です。
今月は、足についてのお話をお届けします。
歩行の際、身体は足から接地しますので、足に乱れが生じると、すべてが乱れてしまいます。
足には全部で27個の骨があり、それぞれが関節となって、弧を描くように3つのアーチを形成しています。
これらが足への荷重を吸収・分散する働きを担っています。
もし身体への衝撃を上手に逃がすことができなければ、骨を伝って全身にストレスが及びます。
ですから骨の位置にズレ、アーチに潰れなどがあると衝撃を減衰できずに痛みを招いてしまうリスクとなるのです。
では、なぜアーチや足の骨の位置はズレてしまうのでしょうか?
ケガや病気の場合もありますが、靴の影響も小さくありません。
靴は欧米のほうが文化的にも一日の長があり、機能性が重視されます。
見た目だけで狭い靴や緩い靴を選んでしまうと、骨の並びに影響が及びます。
例えば、緩い靴を履き続けると開帳足となりアーチが潰れてしまいます。
狭い靴の場合、外反母趾を起こしやすくなります。
そうしたトラブルを未然に防ぐためにも、靴選びは0.5cm刻みで試してみましょう。
特に成長期の子どもには大事な時期なので慎重に選んでください。