足元から崩れていく。捻挫の放置がダメな理由
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こんにちは。院長の西尾です。
暖かく過ごしやすい陽気になりました。
僕は5月と夏が大好きです。
みなさんはいかがですか?
今回は、捻挫の放置がダメな理由についてお話しします。
暖かさに誘われて身体を動かしたくなる季節に増えるのがケガです。
その中でも捻挫はかなり多いです。
足首を捻挫するとほとんどの場合、靭帯が引き伸ばされるか傷つきます。
その際、初期対応で圧迫・固定できれば、その後の症状悪化の阻止につながりますが、放置してしまうと靭帯が伸びたまま、痛みだけが消えていきます。
これでは組織損傷は残った状態ですから、僕の場合はサッカーでの経験ですが、相手のシュートなど強いボールを受けたとき、即座に捻ってしまったり、つまずきやすくなってしまいます。
足首が硬く、可動域が狭くなってスノボーなどをしても、すぐに足首が痛み出します。
患者さんの中には、足首の筋力が弱く、垂れ足になっているために段差でつまずいて、転倒した際に手をついて骨折してしまったり、足首が動かずしゃがめない方もいます。
捻挫は初期対応をしっかりすれば後遺症のリスクを軽減できるケガですから、早期に医療機関を受けて適切な処置を受けましょう!